深津先生

1生け花を始めたきっかけは?

22歳の時に親友が誘ってくれて、丸田町の大鹿社中のところまで電車で行った。そのころは、栄に勤めていて経理をしていたので、電車で行くのは苦ではなかった。

2好きな花材は?

生花を習いだした頃、菊を一生懸命やった。強いて言えば、菊が好き。

3いけばなを通してこだわったことは?

とにかく皆さんと仲良くした。そのおかげで楽しく過ごせたし、色々なところから縁があった。

4思い出に残ることは?

大鹿先生が京都の伏見稲荷と繋がりがあった縁で、伏見稲荷に着物を着て献花したことがある。大平先生と二人で畳の部屋の舞台の上で右と左に分かれて多くの人が見ている前でやった。外人さんも珍しがって見ていた。八代流から数名が観光バスに乗り泊りで行った。私は泊まらずに日帰りの新幹線でいった。中日いけばな展には22年間出た。お父さんが良く手伝ってくれた。 香友会の後、みんなで喫茶店に行きおしゃべりしたのも楽しかった。

5これからの八代流に一言

八代流に限らずいけばなは下火になってきているけど、流の人たちは、お茶の一杯でも飲みながら話たり仲良く人間関係をよくしていってほしい。